
「墓じまいの費用平均はいくらですか?」
大分市・別府市・由布市・日田市などから、
この質問の電話が非常に多くかかってきます。
そして私たちは毎回こう答えます。
墓じまいには2つの費用が発生します。
① 墓石の解体撤去費用(平均20万〜30万円)
まず一つ目は、墓石を解体し更地に戻す費用です。
墓じまい費用の平均としては
20万円〜30万円が中心価格帯です。
しかしこれはあくまで平均。
費用が変わる最大の理由は3つあります。
■ 墓石の大きさ
大きな墓石は石の量が多く、当然作業量も増えます。墓を建てて一人前の時代は確かにありました。当時は大きな家と同じように、大きなお墓が成功者の象徴だったのです。
■ トラックまでの距離
大分市内の平地墓地のように、トラックを横付けできれば費用は抑えられます。
一方、別府市や由布市の山間部墓地では、階段や細道を人力で運ぶ必要があり、職人の人数が増えます。
■ コンクリートの有無(重要)
実はここが盲点です。
お墓の基礎や一部にコンクリートが使用されている場合、費用は上がります。
特に関係するのが
【カロート】
カロートとは、墓石の中で遺骨を安置するための場所です。
納骨棺・納骨室とも呼ばれます。
もともとは「唐櫃(からびつ)」が語源で、
火葬が一般化する中で遺骨を納める空間として作られました。
このカロートは、
遺骨を守るだけでなく、
墓石全体を支える重要な構造物でもあります。
そして多くの場合、
内部がコンクリートで固められています。
このコンクリートを“はつる(削る・壊す)”作業が非常に大変なのです。
重機が入らない場所では、
手作業で壊すことになります。
その分、人件費と時間がかかります。
これが費用差の原因です。
② 遺骨(骨壺)の整理費用
二つ目は、遺骨の整理費用です。
ここは選択肢によって大きく変わります。
・納骨堂(大分市中心部に多い)
・樹木葬(別府市や由布市で増加)
・子どもが住んでいる地域へ改葬
・海洋散骨
最も費用を抑えやすいと言われるのが
自然に還す海洋散骨です。
理由は、
✔ 墓地を新規購入しない
✔ 管理費がかからない
✔ 遺骨が残らない
さらに、
改葬先の墓地へ移す場合は
行政への「改葬許可申請書」が必要ですが、
海洋散骨の場合、
改葬許可申請が不要という利便性も選ばれる理由です。
【実際の見積もり事例3パターン】
■ 事例① 大分市 平地墓地(トラック横付け可)
・墓石解体:22万円
・遺骨整理1柱(海洋散骨):7.7万円
▶ 合計 約29.7万円
■ 事例② 別府市 山間部墓地(階段あり)
・墓石解体:35万円
・カロートコンクリート撤去:追加5万円
・納骨堂改葬1柱:20万円
▶ 合計 約60万円
■ 事例③ 由布市 大型和型墓石+外柵あり
・墓石解体:45万円
・コンクリート基礎撤去:7万円
・海洋散骨:7.7万円
▶ 合計 約59.7万円
墓じまい費用平均は30〜80万円と幅がありますが、
理由はこのような条件差にあります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 墓じまいの費用平均はいくら見ればいい?
→ 全国平均は30〜80万円ですが、立地と遺骨整理方法、遺骨数で変わります。
Q2. 大分市と別府市で費用は違いますか?
→ 墓地の立地条件によります。山間部は高くなる傾向があります。
Q3. コンクリートがあると必ず高くなりますか?
→ はい。カロートや基礎部分にコンクリートがある場合は上がります。
Q4. 遺骨は必ず改葬許可が必要?
→ 納骨堂、樹木葬、お寺、墓地へ移す場合は必要。海洋散骨は不要です。
Q5. 安くする方法はありますか?
→ トラックが近づけるか、遺骨整理方法をどう選ぶかがポイントです。
まとめ|墓じまい費用平均の真実
墓じまいの費用平均は存在します。
しかし本当の答えは、
✔ 墓石の大きさ
✔ トラックまでの距離
✔ コンクリートの有無
✔ 遺骨の整理方法
この4つで決まります。
「うちはいくらですか?」
それが知りたい方は、
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平均を知ることは安心材料。
でも、正確な金額はあなたのお墓で決まります。
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