まるっと終活大分支援協会には、終活や相続、供養にまつわる様々なご相談やお問い合わせをいただきます。離婚や再婚を経験している方には、自分の死後や相続について心配を抱えている方もいらっしゃいます。今回は、40代男性のエピソードをご紹介します。老後や死後のことについては、元気なうちに考えて、行動に移しておくことが重要です。ぜひ参考にしてみてください。
現妻と、先妻の子の関係が気がかり
30代で離婚し、シングルファザーとして先妻との子ども2人を育ててきました。先妻は精神的に子育てが難しい状況でしたので、私が実家に頼りながら女の子2人を育てました。その後ご縁があり再婚し、現妻との間にも男の子を授かることができました。
現妻は、自分の子と分け隔てなく先妻の子も可愛がってくれます。関係は複雑ではありますが、5人家族として仲良く暮らしていました。
ただ、2年前に私自身が病を患ったことから、“この先の不安”が大きくなりました。体調は回復しましたが、「この先自分が亡くなったら、家族の関係に亀裂が入ってしまうのではないか」という不安が、常に付きまとうようになりました。
というのも、表面上はうまくいっているように見えますが、妻と先妻の子の間には、やはりどことなく遠慮のようなものが見えることがあるのです。
先妻の子も16歳と14歳と、まだまだ多感な時期です。小さなわだかまりのようなものが、私がいなくなった後大きくなるのではないかと思うと、心配でなりません。
遺言や子どもの今後など、終活について相談
そこで、終活や遺言書の作成について、まるっと終活大分支援協会に相談しました。心の中に渦巻く不安や家族の状況を話すことで、自分の中でも気持ちが整理できたように思います。
自分に万が一のことがあったときに、家族が相続でもめたりしないよう、遺言書を作成することにしました。また、先妻の子と現妻は養子縁組をしていないため、私に万が一のことがあった場合に備えて、未成年後見人を指定することに。私が亡くなった後、もし先妻の子と現妻の間に不和が生じたとしても、子どもたちが辛い思いをすることがないように、私の実妹を未成年後見人に指定しました。
相談することで、心の不安が晴れた
生活の中の、ふとした違和感やよそよそしさを、言葉にするのは難しいものです。私も現妻のことは信頼していますし、私が亡くなったとしても、先妻の子たちをきちんと育ててくれると信じています。
ただ、年齢を重ねるごとに、終活の重要性も感じるようになりました。自分の希望を、遺言として記しておくことで、未来の不和を防ぐことができると思います。
わたし自身、まるっと終活大分支援協会に相談することで、心も晴れた気がします。
今後は実家の墓じまいにも着手したいと思っています!
終活や海洋散骨のご依頼は当協会まで
今回ご紹介したのは、離婚を経験し、先妻の子と現妻の関係に不安を感じている40代男性のエピソードでした。ご家族の関係性や状況によって、終活の道筋はそれぞれです。終活についての相談は当協会にお気軽にお問合せください。