母の遺骨の行き先/60代長女の選択 - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

母の遺骨の行き先/60代長女の選択

母子家庭で育ててくれた母が亡くなりました。私は1人娘で結婚しているので供養の仕方が分かりません。という相談がありました。

詳しくお話を伺ってみると、、、お母さんが亡くなってもうすぐ四十九日の法要を迎えるとのこと。お墓は無く、旦那のお墓に埋葬する訳にもいかないそうで、「お墓を持たない選択=自然葬」を探していたそうです。

後日、四十九日の法要後、ご夫婦でお母さんのご遺骨をお持ち込みされ、代行海洋散骨を執り行いました。12月の海が穏やかな日を選んで、大分の海へ代行でお見送りしました。

昔は土葬に木の墓標で、やがて全てが自然に返っていました。供養は仏壇で行われていました。これは「形代(かたしろ)」という文化です。現代のように火葬して骨壺に入れてお墓の中に埋葬する供養の仕方は、ほとんどの家は昭和の時代からです。遺骨に手を合わせて先祖供養するのは、そんなに伝統のある訳ではないのです。

少子高齢化社会、長生きすればするほど1人になる社会情勢の中、先祖供養のあり方、人の埋葬のあり方も変化します。海洋散骨は昔ながらの自然葬の1つ。昔に戻るだけです。あなたの選択肢の1つとして検討して頂けたらと思います。大自然の中へ帰っていくのも素敵なことですよ。

大分で自然葬
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