「お墓、どうするの?」——その一言が、姉妹げんかの導火線になった話 - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

「お墓、どうするの?」——その一言が、姉妹げんかの導火線になった話


墓じまい大分
墓じまい大分

「まさか、お墓のことでこんなに揉めるとは思っていませんでした」

そう苦笑いしながら話してくれたのは、神戸市在住の52歳の女性、Mさんです。

大分市内で生まれ育ち、20代で神戸の男性と結婚。以来ずっと関西暮らし。実家には年老いた母と、独身の妹が残っていました。


母が逝って、残ったのはお墓と、ひとりの妹

昨年の春、母親が78歳で亡くなりました。

葬儀は大分で執り行い、Mさんも神戸から駆けつけました。喪主は長女のMさん。「長女やけん、ちゃんとせんといかん」と気を張って、三日間をなんとか乗り越えました。

問題が起きたのは、四十九日が終わったあとのことです。

「お姉ちゃん、お墓どうするの?」

妹からのLINEに、Mさんは言葉に詰まりました。

実家のお墓は郊外の霊園にあります。父が30年前に建てた、御影石の立派なお墓。当時は「ええお墓やな」と近所にも言われたものでした。

でも今、そのお墓を誰が守るのか。

妹は独身で、お墓の管理料を払い続けることに不安を感じていました。Mさん自身も、神戸から大分のお墓に通うのは現実的ではありません。お盆もお彼岸も、毎回帰省するのは体力的にも経済的にも厳しい。

「私、お墓じまいしたほうがいいと思う」とMさんが言うと、妹は黙り込みました。


「お父さんが怒る」と「でも無理なものは無理」のはざまで

数日後、妹からこんなメッセージが届きました。

「お父さんが建てたお墓やのに、そんな簡単に手放せん。バチが当たる気がする」

Mさんは画面を見つめながら、深いため息をつきました。

気持ちはわかる。でも、誰がお墓を守っていくの?

妹は大分にいるとはいえ、パート勤めで収入も多くはありません。お墓の管理料、草むしり、お盆の供花——積み重なる手間と費用を、ひとりで背負わせるのは酷というものです。

「じゃあお姉ちゃんが全部やるよ」とも言えない。神戸から何度も大分に通える余裕は、Mさんにはありません。

話し合いは平行線のまま、気づけば三ヶ月が過ぎていました。


「海に還す」という選択肢を、知らなかった

ある夜、Mさんはスマートフォンで「大分 お墓じまい 遺骨 どうする」と検索していました。

そこで初めて、「海洋散骨」という言葉に出会いました。

海に還す?

最初は正直、ピンときませんでした。「散骨って、なんか無縁仏みたいで寂しくないか」という気持ちもありました。

でも、読み進めるうちに気づいたことがあります。

お母さん、海が好きやったな——。

毎年夏になると、家族で別府の海水浴に行っていたこと。母が「やっぱり大分の海はええねえ」といつも目を細めていたこと。

Mさんは当協会にLINEで問い合わせました。


「妹も、最後は泣いて賛成してくれました」

当協会のスタッフと話す中で、Mさんの気持ちは少しずつ整理されていきました。

海洋散骨は、決して「遺骨を捨てる」ことではありません。大切な人を、自然に還す。それは何千年も前から人間が行ってきた、もっとも古い弔いのかたちでもあります。

Mさんはその話を、妹にも伝えました。

最初は渋っていた妹も、「お母さん、海好きやったしね」という一言で、少し表情が柔らかくなりました。何度かLINEでやりとりをして、最終的には妹も賛成してくれたそうです。

「妹が『これでよかったんかもね』って言ってくれて。それだけで、もう十分でした」

お骨は当協会で丁寧に粉骨。別府湾にて、海洋散骨を執り行いました。散骨当日の写真と証明書は、LINEでMさんと妹のもとへお届けしました。


お墓のことで、家族が揉めるのはあなただけじゃない

「お墓どうするの?」という一言が、家族の間に波風を立てることは珍しくありません。

でも、揉めること自体は悪いことではないとも思っています。それだけ、家族みんなが故人のことを大切に思っているということだから。

ただ、答えが出ないまま時間だけが過ぎていくのは、残された家族にとってもつらいことです。

「どうすればいいかわからない」という段階から、ご相談いただいて構いません。一緒に考えます。

大分の海は、いつでも待っています。


まずはお気軽にご相談ください。
LINEでのご相談・資料請求も受け付けています。

📞 フリーダイヤル:0120-468-374
🌐 お問い合わせフォームはこちら

一般社団法人まるっと終活大分支援協会

タイトルとURLをコピーしました