
「墓じまいしたいけど、いったいいくら必要なんだ?」
この電話が本当に多いのです。
そして私たちは、毎回同じことをお伝えします。
墓じまいの費用は、大きく分けて2つ発生します。
ネットで「墓じまい 費用 平均」と検索すると、
30万円〜80万円など幅がありますが、
それは①の費用だけを計算しているからです。
では、本当に墓じまいに必要な費用の内訳をわかりやすく説明します。
① 墓石を解体撤去して更地に戻す費用
まず一つ目は、
墓石を解体撤去し、更地に戻す費用です。
墓じまい費用の平均でいうと、
この部分は20万円〜30万円が多いです。
ただし、これはあくまで平均。
なぜ幅が出るのか?
理由は明確です。
■ 墓石の大きさ
家ごとに墓石の大きさは違います。
- 1㎡未満の小さな区画
- 代々続く大きな和型墓石
- 外柵や塔婆立てがある墓所
当然、石が多ければ多いほど、
解体作業の手間も増えます。
■ トラックまでの距離
ここが費用を左右する最大ポイントです。
・お墓のすぐ横までトラックをつけられる
→ 作業人数も少なく、時間も短い
→ 費用は抑えられる
一方で、
・山の上にある墓地
・細い階段を上り下りする
・台車が入らない通路
この場合、職人さんの人数が増えます。
時間もかかります。
つまり、
墓じまいの費用平均は20〜30万円でも、立地次第で変動する
ということです。
「うちは平均でいくらですか?」という質問には、
正確には現地確認が必要になります。
② 遺骨(骨壺)を整理する費用
墓じまいの費用で忘れてはならないのが、
お墓の中にある遺骨の整理費用です。
ここが2つ目の費用です。
そして実は、
こちらの選択で総額が大きく変わります。
選択肢はいくつかあります。
・納骨堂へ移す
都市部では人気ですが、年間管理費がかかる場合もあります。また、遺骨は子へ引き継がれます。
・樹木葬にする
自然志向の方に増えていますが、遺骨は自然に還らない埋葬方法です。多くの樹木葬は、シンボルとなる木の周りにコンクリートで骨壺が2~3個入るスペースを区分けして販売しています。そこに骨つぼごと収めるのです。そして樹木葬は子へと引き継がれます。
・息子や娘の住む地域へ改葬
子どもの近くへ移す選択です。子どもの家の近くにある霊園を購入してお墓を引っ越す選択です。
そして、
・自然に還す「海洋散骨」
実はこれが、
墓じまい後の選択肢の中で最も費用を抑えられる方法と言われています。
理由は明確です。
- 墓地を新たに購入しない
- 管理費がかからない
- 遺骨を残さない
遺骨が残れば、
将来また誰かが引き継ぐことになります。
費用の面でも、
子どもへの負担軽減の面でも、
昔ながらの「自然に還す」という選択が増えています。
海洋散骨が選ばれるもう一つの理由
墓じまい後、他の墓地へ改葬する場合、
通常はお墓のある所在地の行政への
「改葬許可申請書」の届け出が必要です。
しかし、海洋散骨の場合、
改葬許可申請は不要です。
この手続きの簡略さも、
費用面と同じくらい大きなメリットになっています。
墓じまい費用の平均まとめ
では、改めて整理します。
墓じまいの費用は、
① 墓石の解体撤去費用
→ 平均20万円〜30万円(立地と大きさで変動)
② 遺骨の整理費用
→ 選択肢によって大きく変わる
つまり、
墓じまい費用の平均は“選び方次第”で変わる
ということです。
「いくら必要?」の本当の答え
電話口でよく聞かれます。
「結局、総額いくら見ておけばいい?」
正直に言えば、
30万円台で収まるケースもあれば、
100万円近くかかるケースもあります。
平均を知ることは大切です。
しかしもっと大切なのは、
✔ 墓地の立地条件
✔ 墓石の規模
✔ 遺骨をどうするか
この3つを整理することです。
最後に
墓じまいは単なる“撤去”ではありません。
家族の心の整理です。
そして費用は、
「いくら安くできるか」よりも
「将来の負担をどう減らせるか」で考える方が後悔しません。
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平均は目安です。
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