終活の視点から考える現状と対処法

「終活は、亡くなる準備でしょ?」
そう思われがちですが、実は終活の本当の目的は“老後を安心して生ききること”です。
近年よく耳にする「老後破産」は、まさに
終活が不十分だったことで起こるリスクのひとつと言えるでしょう。
老後破産とは?終活と深く関係する理由
老後破産とは、
年金や貯蓄だけでは生活費・医療費・介護費をまかなえず、
高齢期に経済的に行き詰まってしまう状態を指します。
そして厄介なのは、老後破産が
• 判断能力の低下
• 体力・行動力の低下
と同時に起こりやすい点です。
つまり、困ってからでは対処できない。
だからこそ、元気なうちの終活が重要になります。
なぜ「老後破産予備軍」が増えているのか
終活相談の現場でも、次のようなケースが目立ちます。
● 年金額を正確に把握していない
「なんとなく足りると思っていた」
→ 実際は生活費に届かず、貯金を切り崩す生活に。
● 医療・介護費を想定していない
終活=葬儀やお墓に関する準備だけ、と思い込み、
“生きている間のお金”の準備が後回しになっているケースです。
● 財産の整理ができていない
• 使っていない保険
• 管理できない不動産
• 内容が分からない投資
これらが、老後の家計を圧迫しているケースがあります。
終活として考える「老後破産対策」
① お金の終活|老後資金の見える化
まずはここからです。
• 年金見込額はいくらか
• 毎月の生活費はいくらか
• 何歳まで、いくら必要か
把握するだけで、老後破産のリスクは大きく下がります。
終活は身の回りの「整理」。
お金に関することも例外ではありません。
② 暮らしの終活|生活レベルの調整
老後破産を防ぐために必要なのは、
「我慢」ではなく現実的な暮らし方への調整です。
• 住居費は身の丈に合っているか
• 保険に入りすぎていないか
• 固定費が高すぎないか
終活の一環として、
老後仕様の生活設計に切り替えていきましょう。
③ 働き方の終活|収入をゼロにしない
終活=完全リタイア、ではありません。
• 無理のない範囲で働く
• 地域活動やシルバー人材センターを活用
• 年金+少額収入の組み合わせ
「少しでも収入がある」ことが、
精神的・経済的な安心につながります。
④ 制度の終活|頼れる仕組みを知っておく
老後破産を防ぐには、制度を知っているかどうかが大きな差になります。
• 高額療養費制度
• 介護保険サービス
• 生活保護(最後のセーフティネット)
終活とは、「制度を使わない準備」ではなく
使えるようにしておく準備でもあります。
⑤ 相続・財産の終活|老後資金を守る
相続対策は「死後」の話と思われがちですが、
実は老後破産対策そのものです。
• 不要な不動産を早めに整理
• 遺言書で財産の行き先を明確に
• 認知症になる前に方針を決めておく
これらは、
老後の生活資金を守るための終活とも言えるでしょう。
老後破産を防ぐ終活のポイント
老後破産は、突然起こるものではありません。
多くは「考えないまま時間が過ぎた結果」です。
• お金を把握しない
• 生活を見直さない
• 制度を知らない
この3つを避けることが、最大の対策です。
終活や相続、墓じまい、海洋散骨のご依頼は当協会まで
終活とは、
✔ きれいに終わるため
ではなく
✔ 安心して生き続けるための準備です。
老後破産は、正しい終活で防げます。
• お金の終活
• 暮らしの終活
• 制度と相続の終活
「まだ大丈夫」と思える今こそが、
一番取り組みやすいタイミングです。
将来の不安を減らすために、
今日できる小さな終活から始めてみましょう。終活についてお悩みがあれば、当協会にお気軽にお問合せください。ご本人やご家族の気持ちに寄り添った終活の形をご提案します。

