実家にある古い仏壇。
父が亡くなり、母も高齢になった今、
誰も仏壇の前に座ることはなくなった。
片付けなきゃいけない。
そう思いながらも、どうにも手が出せなかった。
粗大ごみに出せない?
大分市のごみ収集の案内を見た。
仏壇は家具とは違い、粗大ごみには出せないらしい。
ただし、
「金属と木材に分別し、木材は50センチ以下にすれば可」とある。
これなら…と思った。
仏壇を壊そうとした、でも…
休日、のこぎりを持って仏壇の前に立った。
けれど、どうしても手をつけられなかった。
ただの木の箱じゃない。
祖父母の代から受け継がれた、家族の象徴だった。
思い出がよみがえる。
小さい頃、父と並んで手を合わせた日々。
お盆に、みんなで集まった夏の日。
壊せなかった。
専門業者に依頼する決断
無理だ。
そう思った私は、仏壇処分の専門業者を探した。
「仏壇を壊す」のではなく、
「仏壇に感謝してお別れする」
そんなサポートをしてくれるところを。
心が救われた日
専門業者の方が、
仏壇を一つひとつ丁寧に扱いながら運び出してくれた。
「たくさんの思い出が詰まっているんですね。」
その言葉に、涙があふれそうになった。
ああ、これでよかったんだ。
形式じゃない。
大切なのは、気持ちだった。
まとめ|無理して壊さなくていい
仏壇は、単なる家具じゃない。
だからこそ、無理に解体しなくていい。
もし迷ったら、
専門の仏壇処分業者に相談してほしい。
心に寄り添った整理の仕方が、きっとある。
大分市で仏壇処分をお考えの方へ