【お客様のご紹介:大分県日田市からご依頼の30代男性(代行海洋散骨)】 - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

【お客様のご紹介:大分県日田市からご依頼の30代男性(代行海洋散骨)】

お父さんの代行海洋散骨
お父さんの代行海洋散骨

大分県日田市にお住まいの30代の男性から、代行(委託)海洋散骨のご依頼をいただきました。先月、お父さんがご逝去され、四十九日を終えたタイミングで、「父の希望通り、自然に還してあげたい」と、代行(委託)による散骨を選ばれました。

ご家族は神道の家系とのことで、仏式とはまた異なる供養の形を大切にされているそうです。神道では、人が亡くなると祖霊(それい)として家を見守る存在になるとされていて、遺骨やお墓に執着しない考え方を持っています。そのため、お墓はなく、仏壇にあたる「祖霊舎(それいしゃ)」、そして位牌の代わりとなる「霊璽(れいじ)」で、静かにお父さんをお祀りされているとのことでした。

散骨にあたっては、ご家族でしっかりと話し合い、ご自身の希望に沿ったかたちで送り出せるよう、準備を進めてこられたそうです。お父さんは生前から「海洋散骨」を希望していたそうです。

また今回は、もうひとつ特別なご希望がありました。
お父さんが生前とてもかわいがっていた猫ちゃんが、お父さんよりも先に旅立っていたそうです。その遺骨をずっと大切に保管されていたのですが、「お父さんが寂しくないように、一緒に海へ還してあげたい」と、猫ちゃんの遺骨も一緒に海洋散骨を行うこととなりました。

家族の一員として、長く寄り添ってきた存在を共に見送るという決断には、ご家族のあたたかい思いやりがあふれていました。私たちは、どのようなご宗教・ご事情であっても、「大切な人を自分らしく見送る」お手伝いを大切にしています。

タイトルとURLをコピーしました