デスカフェ大分のイベントがTOSテレビ大分さんの「ゆ〜わくワイド」に取材されました
【死を勉強すると生きている今がより輝く】体験。
デスカフェとは直訳すると「死のカフェ」。1999年にスイスの社会学者が奥さんの死をキッカケに、気軽に死を語り合うコミュニティを作ったことが最初と言われています。その後、ガイドラインが制定されて、世界中で死を語り合うコミュニティが形成されていきました。
大分県内では、3年程前から開催しています。
現代社会、先進国では「死」は病院へ追いやられ、身近に死を感じる機会が減っています。昔は家族社会で人の最期は自宅がほとんどでした。おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のおじさん、近所のおばさんなど、身近な人が亡くなるのを目で見て感じ、見送って体験し、いつか自分も死ぬということを家で学んで死生観を養っていました。つまり、現代社会ほど、過度に死を怖がったり、忌み嫌うことはありませんでした。
仏教の日蓮上人は次のような言葉を残しています。
「まず臨終のことを習うて後に他事を習うべし」
人の命は必ず終わるものであることを自覚し、人生に悔いなく生きることを目的に学んでいくことが大事だということを意味しているそうです。死を学ぶことで、生きている今が輝き始めるということでしょう。
私たちが行っている「デスカフェ」はそんな勉強会です。
この日は、ファシリテーターによる質問「あなたが死を迎える時、最後に食べたい物ややりたい事、謝りたい人、ありがとうを伝えたかった人」を考え、参加者同士でワークし合う体験をした後、納棺体験をしました。
棺おけの中は想像以上に狭く、暗い。窓からのぞき込む人たちを棺桶から眺める体験は非日常でした。
あなたもデスカフェで死生観を整え、死について過度に怖がることなく、自分の人生を輝かせませんか?
一般社団法人まるっと終活大分支援協会 代表理事 木原より