未練が残るから早めに散骨したい/大分市緑が丘(80代女性より) - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

未練が残るから早めに散骨したい/大分市緑が丘(80代女性より)

数年前に最愛のご主人を亡くされた80代の女性からの依頼でした。家墓はなく、ご主人のご遺骨は自宅で供養して来たそうです。このままずっと一緒に居たい気持ちが強い一方、いつかお別れをしないといけない!という気持ちもあったそうです。何故なら、自分もこの先長くはないという自覚があるからだそうです。その時、遺骨を持っては逝けないし、残りの人生は愛する人が居ない現実を受け入れ、これまでの人生とは全く違う生き方をしないといけない。いつまでも悲しみの中にいるわけにはいかないと思ったのでしょう。海洋散骨の資料を請求し、当協会の事務所まで相談に来られました。

相談に来られた日から数日後、電話がありました。「すぐ海洋散骨をしたいの。いま躊躇していたら、このままずっとお別れができないから、今の決心が変わらないうちにお願いしたいの!」という内容でした。お電話を頂いた翌日にご自宅を訪問して、ご遺骨をお預かりして、翌週に海洋散骨を執り行いました。当日は6人の家族親戚が集まり乗船。にぎやかにお見送りをしました。そして、「これでスッキリしたわ。ありがとう」というお言葉を頂きました。

海洋散骨大分
海洋散骨大分

私たちは、むかしながらの自然葬をお手伝いしています。 昔は現代のように遺骨をいつまでも墓や納骨堂に保管したり手元に置いておくということはなく、多くは土葬に木の墓標で全てを自然にかえしていました。 愛する故人は仏壇や位牌で側に感じ感謝を伝えて来ました。

自然葬は昔ながらの葬送です。昔に戻るだけ。 あなたは仏壇や位牌、写真や海を通して愛する人へ感謝を伝えます。私たちは遺骨に執着はしません。きちんとお別れをして、あなたは愛する人がいなくなった次のステージへ進む。それが自然葬です。

あなたにはあなたの見送り方があります。自然葬は選択肢の1つです。

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