大分県別府市出身のお母さんをお見送りしました。お母さんは別府で生まれ育ったそうです。お母さんは、大分から上京して結婚、そして、依頼者の女性を東京で産み育て、最後は東京で亡くなりました。散骨の依頼者は娘さんです。お母さんが生まれ育った故郷へ還してあげたいという気持ちから、海洋散骨を選択したそうです。
海洋散骨日の2週間前に、東京で火葬されたお母さんのご遺骨を「送骨セット」で大分へ送って頂き、粉骨。依頼者のご家族4名が大分へ到着されたのは散骨予定日の前日でした。散骨日は風がある予報で出航は前日になるまで不明でした。もし、当日出航できなければ、「代行海洋散骨」へ変更する予定でしたが、運よく当日は風も止み、天気も快晴、よいお見送りができました。依頼者にとって、大分はお母さんの故郷です。また家族でお母さんに会いに来ると言ってました。その時は、大分で温泉、とり天を食べて、また当協会のクルージングでお母さんを思い出すことでしょう。「お母さんに会いに大分へ旅行」という訳です。供養と家族旅行を兼ねた「大分旅行」が来年からはじまります。