まるっと終活大分支援協会には、終活にまつわる様々なご相談やお問い合わせをいただきます。近ごろは、相続に関する問い合わせやご質問も増えています。相続の相談で多いのは「預貯金はほとんどありません。相続財産は、今暮らしている家と土地だけです」というケースです。そこで今回は、土地や家といった不動産の評価額を確認する方法をご紹介します。老後や死後のことについては、元気なうちに考えて、行動に移しておくことが重要です。ぜひ参考にしてみてください。
不動産は、亡くなったときの価格で評価される
不動産の評価額を正確に知ることは、相続について考える上ではとても重要です。また、不動産は購入時がいくらであったとしても、相続の際は亡くなったときの価格で評価されます。不動産の価値は地域や市況、建物の状態などさまざまな要因によって左右されます。そこで、現状の評価額を把握しておくための方法をご紹介します。
評価額の算出方法をご紹介
固定資産税課税証明書をチェック
まずは、所有しているすべての不動産を確認しましょう。毎年、市町村役場から郵送される「固定資産税課税証明書」をチェックします。
所有しているすべての不動産が分かったら、それぞれの評価額を調べてみましょう。
建物については、固定資産税評価額で評価できます。
土地については、路線価が決められている土地ならば路線価方式で計算します。路線価が決められていない土地の場合は国税庁が定めた倍率をかけて評価額を求める倍率方式で計算します。
詳細は、以下のサイトで確認できます。
ただ、上記の方法で算出される評価額は、参考程度のものです。実際の評価額については、専門知識にたけたプロに依頼するのがおすすめです。
不動産鑑定士による査定は信頼性が高い
不動産鑑定士は専門家であり、市場動向や不動産評価の専門知識を持っています。不動産鑑定士に依頼して、現地調査や市場分析を行い、評価額を算出してもらうことができます。鑑定士による評価は公正で信頼性が高い方法の一つです。
地域の不動産会社で相談する
地域に密着した不動産会社に相談するのもおすすめです。地元の不動産会社は地域の市場動向や類似物件の価格をきちんと把握しています。複数の不動産会社から査定を受けることで、評価額の幅を知ることもできるでしょう。私たちにご相談ください。0120-468-374
オンラインの不動産評価サービスを活用
インターネット上には、不動産の評価額を簡易的に算出してくれるサービスがあります。多くの場合、物件の住所や特徴を入力するだけで、大まかな評価額を知ることができます。ただし、これらのサービスは参考程度と考えるべきであり、正確な評価を求める場合は専門家の査定を受けることが重要です。
相続に備えて、不動産の評価額を把握しておくことはとても重要です。いくつかの情報源を活用し、専門家の意見も取り入れながら、評価額を算出しておきましょう。市況や需給状況の変化にも注意を払い、評価額を定期的に見直すことも大切です。
終活や相続、墓じまい、海洋散骨のご依頼は当協会まで
今回は、不動産の評価額の確認方法をご紹介しました。
当協会には、終活や相続に関するご相談をたくさんいただきます。ただ、現実問題として終活に取り組んでいる方は、実は稀です。多くの方は、「まだ先で大丈夫」と考えているようです。ただ、「いつかやればいい」と先延ばしにすると、あなたの意思が実現できなかったり、思わぬトラブルに発展することもあるのです。人生100年時代、元気なうちにご自身の老後や死後のことについても考えておくことが大切です。そして、終活で重要なのが、お墓と供養の問題です。近ごろは、墓じまいに着手する方も増えています。また、自然や環境、遺族にも優しい海洋散骨を検討する方も増えています。
墓じまいや海洋散骨についての相談は当協会にお気軽にお問合せください。
