国東市社会福祉協議会主催の出張終活セミナーが、国東地域で注目を集めています。このセミナーは、最近急速に増加している「死後事務委任」と「墓じまい」に関する問い合わせに応えるために開催されました。約50名の市民が集まり、終活に関する重要な情報とアドバイスが受け取れるようにと思い、セミナー開催をしました。
セミナーでは、まず終活の重要性について説明。終活は自分の死後に残された家族や身内に負担をかけないためにも重要です。また、自分の意思を明確にすることで後悔やトラブルを避けることができます。その後、具体的な終活の手続きや方法について詳細に説明しました。
特に注目を集めたのは、「墓じまい後の海洋散骨」に関する部分でした。海洋散骨とは、お墓を持たない選択です。昔は土葬に木の墓標で埋葬されていたので、全てが自然に還りお墓を継承する必要がありませんでした。しかし、昭和の時代で石のお墓がつくられ、火葬した遺骨を骨つぼに入れられるようになったのです
墓じまいとは、墓を撤去して、中にある遺骨を整理することです。墓じまいを行うことで遺族の負担を軽減し、経済的な負担を減らすこともできます。
参加者たちは、終活に関する知識や情報を得るだけでなく、実際に自分の終活について考えるきっかけとなりました。国東市社会福祉協議会は今後も、地域の人々が安心して終活を行えるような支援活動を継続していく予定です。
約50名の市民が集まりました。セミナーの依頼はお気軽にお問合せください。
090-2322-0155(木原直通)