大分県佐伯市で漁師だったお父さんの海洋散骨。この日、全国からご家族が集まり、お父さんのお見送りをしました。海でお仕事をしていたお父さんは生前から「海洋散骨」を望んでいたそうです。都会で暮らす娘さんからの依頼でした。お母さんは自宅で1人暮らし。島に戻るフェリーの時間があるので、県外から集まるご家族と合流できる時間とお母さんが島に戻れる最終便フェリーの時間とのごく限られた時間で海洋散骨をとり行いました。
おそらく、お父さんは娘さんに負担を掛けない「お墓を持たない選択」を選ばれたのだと思います。親の「子孝行」ですね。最後にお母さんが「あなたさようなら」と言っていたのが心に残りました。