現代社会はデジタル化が進み、私たちの生活のあらゆることを便利にしてくれています。この流れは、私たちの心に深く根を下ろす終活や供養の風景にも革新をもたらしています。一般社団法人まるっと終活大分支援協会は、新たな時代のニーズに応える形で、”まるっと代行海洋オンライン法要”というサービスを始めました。
遠方に住んでいたり、年忌法要(1周忌~33回忌)に大分まで来ることが難しいという家族のために、同協会はオンラインで法要を開催できるようにしました。これは現代のテクノロジーを活用し、距離を超えた供養を可能にする新たな方法です。
オンライン法要は、次のような流れで進行します。
まず、Zoomを使用して参加者全員がオンラインで結ばれ、一緒に船で散骨地点に向かいます。デジタル空間を通じて海洋散骨の航海に同行することで、距離を超えた共有体験が実現します。
次に、船が散骨した地点に到着したら、故人のお名前を読み上げ、生花を海に流します。遠方からでも、故人を偲び、自分の思いを花とともに海に託すことができます。
最後に、故人のお名前を再度読み上げた後、お経を唱えます。お経が海上に響き渡り、故人の魂を穏やかに慰めます。
「まるっと代行海洋オンライン法要」は、新たなデジタル技術と伝統的な供養の要素を融合させた、新たな形の供養です。遠隔地からでも、自分の想いを故人に伝えることができるでしょう。
このような斬新なアプローチを通じて、一般社団法人まるっと終活大分支援協会は、現代社会における供養の形を再定義し、私たちが愛する人々を想い、供養するための新しい選択肢を提供しています。