「散骨証明書は要りません」ご主人が亡くなり49日後に依頼されました。
大分市内に住む70代の女性から「代行海洋散骨」の依頼で、ご自宅までご遺骨をお預かりに伺いました。老々夫婦で49日間はご自宅で一緒に過ごしたそうです。ちなみに、自然葬(海洋散骨)はいつしなければならないという決まりはありません。火葬後すぐの方も、49日後の方も、タイミングは人それぞれでいいのです。
夫婦二人だけなので、お墓は持たずお互いが自然に還る約束をしていたそうです。お墓を建てても、承継する人がいない。ゆくゆくは2人とも自然に還るので、ご主人の「散骨証明書」や「散骨時の写真」は要らないとのこと。
ご遺骨をお預かりした後、私の車が見えなくなるまでお見送りをされていた姿が印象的でした。大好きだったんだろうなぁ。