大分県杵築市で墓じまい海洋散骨 - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

大分県杵築市で墓じまい海洋散骨

大分県杵築市は人口2万6千人。杵築市は豊かな自然環境に恵まれおり、山地と海岸線に囲まれ、美しい景色を楽しむことができます。2015年は3万人超えの人口も、2017年に2万9千人、2020年には2万7千人、2023年には2万6千人となり、杵築市も毎年人口が減少している市町村の1つです。

人口の高齢化とともに、地方では墓地の管理や維持が困難になるケースが増えています。家族構造の変化(例えば核家族化)や、若い人の都市部への人口流出などにより、墓地を訪れて手入れをする家族の数が減少しています。これにより、多くの家族が墓じまいを選択し、遺骨を移すか、あるいは新たな形(海洋散骨=自然葬)で供養することを選択する人が増えています。

今回の依頼は、ご自宅の庭(裏山)にある先祖墓と先祖の個人墓の「墓じまい海洋散骨」です。

昔は土葬だったので、先祖の個人墓はおそらく土葬した上に石の墓標を置き、供養されたもの。施主(依頼主)の希望により、土葬された個人墓は自分の土地ということもあり、墓石の撤去のみ。そして、平成の時代に立てらた立派な御影石の先祖墓に眠る両親の遺骨を「墓じまい海洋散骨」。

まずは、施主の菩提寺(ぼだいじ)に依頼して「魂抜き(閉眼供養)」を執り行っていました。私たちは、この閉眼供養をしていただけないと、遺骨の取り出しはできません。*菩提寺とは一家が代々その寺の宗旨に帰依して、先祖の菩提を弔う寺院のこと。

次に、遺骨の取り出しです。

大分県杵築市で墓じまい海洋散骨
大分県杵築市で墓じまい海洋散骨

遺骨を無事に取り出してから、お墓の解体です。

大分で墓じまい海洋散骨
大分で墓じまい海洋散骨

両親のお骨の他に、施主も知らない「土の入った骨壺」も見つかりました。たまにあるのですが、昭和の時代に、古いお墓を何らかの理由で改葬した際、昔土葬されていた古いお墓の土を遺骨の代わりに骨壺に入れて、新しいお墓に引越しをすることもあります。今回の場合も、施主が知らない時代に何らかの理由で先祖が受け入れたものでしょう。施主の希望で、この土は、解体した後の土に戻すことになりました。

大分県で墓じまい遺骨を自然にかえす
大分県で墓じまい自然にかえす

そして、最後に、お墓の中にあった両親のご遺骨を海洋散骨で供養されました。

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