最近、「お墓を持たない選択」として、海洋散骨が注目されています。
2022年2月1日、元東京都知事で作家の石原慎太郎さんが膵臓がんのため89歳で亡くなりました。
石原さんの死後、
残された“遺言”が話題になっていることはご存じでしょうか?
【葬式不要。戒名不要。我が骨は必ず海に散らせ】
そして、葉山の海で散骨が行われました。
最近では、石原さんのように多様化するライフスタイルや価値観に合わせて、
『お墓を持たない選択』
をする方が増えています。私たちの生きている時代は、【少子高齢化】や
【単身世帯の増加】で昔とは社会構造が変化しています。
そこで、今、、“昔からの習わし”として
自然葬の1つである『海洋散骨』の需要が高まり始めています!
別府湾で散骨体験クルージング
大分でも海洋散骨が注目されています。
私に墓は要らない。
遺灰は海に流して欲しい
海は世界中につながっているから
遺灰を海に散らしてくれたら、
私は世界中を旅することができる。
もし、望むなら、
世界のどこかで海を見るたび
私のことを思い出して欲しい。
↑このような人が増えています。昭和の時代なら、お墓を建てて子孫はそのお墓を家墓として守っていくというライフスタイルだったのかもしれません。しかし、令和の時代、生まれた土地で一生を過ごす人は少なくなりました。
日本の基幹産業が「農業」などの1次産業の時代であれば先祖代々の土地を守り、3世帯(祖父母世帯+親世帯+子世帯)で暮らすことができました。しかしながら、2次産業(生産)3次産業(1次2次以外)が日本の基幹産業となった現代では地方の人口減少は止まりません。生まれた土地で一生を過ごさない人が増えるのは仕方のないことです。つまり、先祖のお墓は継げない時代となった訳です。
自然葬=海洋散骨
そんな時代、昔ながらの自然葬が注目されています。昔は(と言っても昭和の時代ほとんど)みんな自然葬(土葬)でした。先祖供養は位牌で執り行います。現代では写真で供養されている方も増えています。形は違えども、供養はどこでもできる訳です。
海洋散骨とは海に粉末状にした遺骨をまくことです。海なら世界中どこにいてもつながっているので、いつでもアナタのことを思い出してもらえるといわれています。
大分では別府湾内で海洋散骨が可能です。私たちは、大分の有志団体です。自分たちが海洋散骨
=自然葬を希望する人たちが集まって一般社団法人を設立しました。
海洋散骨をイマイチイメージできない人のために「体験ツアー」をしています。私たちの船で別府湾をクルージングしながら、遺骨に見立てた「お塩」を散骨します。
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