【大分経済新聞】に掲載されました/大分市でカードゲームの「デスカフェ」 「生… - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

【大分経済新聞】に掲載されました/大分市でカードゲームの「デスカフェ」 「生…

「死のカフェ」という意味のデスカフェ。
いっけん、ゾクッとくる響きがあります。
しかし、そんな重苦しい内容ではなく、
カジュアルに死について語り合うコミュニティなので、
そのギャップとニーズにより
デスカフェの利用者が全国で増えています。

先日、大分県大分市でデスカフェが開催されました。
開催地は大分市の高齢化した団地内にある
コミュニティカフェ「大きな樹」。
主催は、大分市で海洋散骨の事業をしている
一般社団法人まるっと終活大分支援協会が死生観を整えるイベントとして開催。

大分市でカードゲームの「デスカフェ」 「生前に死生観考えよう」
一般社団法人まるっと終活大分支援協会(大分市勢家町2、TEL 0120-468-374)が1月から大分市で、死について気軽に話し合う「デスカフェ」を開いている。

以下は、大分経済新聞さんの記事を抜粋↓

一般社団法人まるっと終活大分支援協会(大分市勢家町2、TEL 0120-468-374)が1月から大分市で、死について気軽に話し合う「デスカフェ」を開いている。終末期の希望や願いが記されたカードを選ぶ「もしバナゲーム」を取り入れたワークショップを行い、「自分の死生観を考えるきっかけになれば」としている。
同協会によると、デスカフェは1999年に、妻を亡くしたスイスの社会学者が考案。年齢や性別を問わず、死と向かい合っている人、死に関心がある人が「死についてカジュアルに語る場」とする。日本では都心部を中心にさまざまな形で開催されているという。

「もしバナゲーム」は亀田総合病院(千葉県鴨川市)の医師が米国発のカードゲームを参考に、終末期を迎えた患者用に開発したレクリエーション。患者目線で「大切なこと」などを書いた36枚を選ぶことで、自分の死生観と向き合えるという。

大分では同協会が毎月1回、コミュニティーカフェ「大きな樹」(大分市敷戸西町)で定期開催。「もしバナマイスター」の資格を持つ豊後大野市の看護師・桐島照美さんを招き、ワークショップスタイルで実施している。1月25日の初開催に8人、2月24日の2回目は6人が参加した。

初回のカードゲームでは、自分の余命が残り半年という設定で実施。4人が1組となり、それぞれが配られたカードを複数回交換するなどして気に入ったカードを5枚選んだ。

40代女性は5枚の中に「尊厳が保たれる」「意識がはっきりしている」「私が望む形で治療やケアをしてもらえる」の3枚を入れた。「最後まで自分らしくありたいと思って選んだ」と話す。

別の40代女性は「最後まで笑っていたいから」と「ユーモアを持ち続ける」のカードも選出。50代女性は「知人が遺産相続のトラブルで大変な思いをしていたので、自分はきれいにしておきたい」と「お金の問題を整理しておく」のカードを手元に残した。

50代男性は「生前にこういったカードを選べるのは幸せなことだと感じた」と話した。

桐島さんは「参加者同士で話すうちにさまざまな気付きを得ることができるし、その時の立場や状況によって選ぶカードは変わる」と説明。「そうした『揺らぎ』も含めたそれぞれの思いを周囲で共有してほしい。『もしも』の時の双方の心の支えになると思う」と話した。

同協会の木原寛代表理事は「人生は1度きり。残された時間に何をするか、自分の去った後をどうしたいかといった死生観を考えて、きょうという日を輝かせてほしい」と呼び掛ける。

第3回は3月24日13時から。定員は8人で先着順。専用サイトから申し込む。参加費は500円(ほか飲料費)。

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