墓じまいと仏壇処分を同時に考える - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

墓じまいと仏壇処分を同時に考える

お墓と仏壇、同時に片づけても大丈夫?|墓じまいと仏壇処分の進め方と心の準備

「実家を整理することになったのですが、お墓と仏壇、どちらから手をつければいいのか分からない」 「墓じまいと仏壇処分、同時にやってもいいの?」

このような相談は、年々増えています。

核家族化、少子化、都市部への移住などの背景により、「家を継ぐ人がいない」「遠方で管理ができない」という理由から、墓じまいと仏壇処分を同時に行うケースが増えてきました。


■ 墓じまいと仏壇処分は“心の区切り”をつける作業

どちらも共通しているのは、「親やご先祖が守ってきたものを、どう引き継ぐか・どう手放すか」という問いに向き合うということです。

  • 墓じまい=遺骨を別の場所に移す、または自然葬・海洋散骨で自然に還す
  • 仏壇処分=形あるものを感謝とともに処分する

大切なのは、“供養をやめる”のではなく、“形を変えて引き継ぐ”という意識です。


■ どちらを先に?理想的な進め方

基本的に「仏壇処分と墓じまい、どちらを先にすべきか」に明確なルールはありません。

ただし、次のような流れがスムーズです:

  1. 親族間で意向を確認(反対者の確認/誰が管理を続けるのかどうか)
  2. 墓じまいの改葬許可申請や閉眼供養などの段取りを始める(海洋散骨の場合は改葬許可申請は不要)
  3. 実家の整理と並行して仏壇の処分を検討(閉眼供養の有無を含め)

両方の作業を「一度の節目」に合わせることで、 家族での話し合いがスムーズになり、心の負担も少なくなる傾向があります。


■ よくある不安とその答え

「2つを同時に片づけるのは縁起が悪いのでは?」という声もありますが、 実際には多くの方が一連の終活として、一緒に進めることで心の整理がついたと語っています。

「仏壇を片づけたら、お墓の管理も見直そうと思えた」 「墓じまいを決意したことで、仏壇も引き継がないと決められた」

これは、“信仰の形”ではなく、“生活の現実”に向き合った結果です。


■ まとめ:供養は続く、形が変わるだけ

墓じまいも仏壇処分も、「終わり」ではありません。 どちらも、「感謝を持って、次の世代に負担を残さない」という思いやりの行動です。

形を持たなくなっても、供養の気持ちは続きます。 大切なのは、「親やご先祖がどうしてほしいと願っているか」を考え、 「今の自分たちがどう向き合えるか」を決めることです。

一度に進めることで、気持ちに“節目”がつき、心の中がすっきりしたという方は少なくありません。

墓じまいと仏壇処分。 そのどちらも、あなたらしい供養の形として、堂々と選んでよいのです。

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