義父の葬儀で兄弟ゲンカ⁉自分の両親の葬儀では、ケンカは避けたい… - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

義父の葬儀で兄弟ゲンカ⁉自分の両親の葬儀では、ケンカは避けたい…

遺言書で残す葬儀のスタイル
遺言書で残す葬儀のスタイル

まるっと終活大分支援協会には、終活にまつわる様々なご相談やお問い合わせをいただきます。近ごろは、葬儀に関する問い合わせやご質問も増えています。そこで今回は、「両親の葬儀が心配」というご質問にお答えします。老後や死後のことについては、元気なうちに考えて、行動に移しておくことが重要です。ぜひ参考にしてみてください。

Q.義父の葬儀で、兄弟で大ゲンカに。自分の両親の葬儀は和やかに行いたいです。

義父が急逝しました。遺言書もなく、突然のことで、家族も動揺しました。そのような中で、葬儀のスタイルを巡り、夫の兄弟が、つかみ合いの大ゲンカになりました。はたから見ている私もヒヤヒヤしました。

自分の親の葬儀は、和やかに行いたいと思います。どのような準備ができますか?

A.まずはご両親と、葬儀のスタイルについて話し合ってみては?

人生の終わりについて考えたり、話し合うことは、決してネガティブなことではありません。むしろ、ご両親が希望に沿った形で見送られるために、生前に葬儀のスタイルを決めておくことは大切なことです。それが、家族の負担を減らし、後悔のない最期を迎えるための大切な準備になります。

希望の葬儀のスタイルが決まったら、以下のような方法で、きちんと意思を伝えておきましょう。

①     家族と話し合う

直接家族に希望を伝えておくことで、スムーズに実行してもらえます。定期的に話し合い、考えが変わった場合は共有しましょう。

② エンディングノートを書く

エンディングノートは、葬儀の希望や財産の整理などを記録するノートです。市販のものを活用したり、自分で書いたりして、希望を明確に残しておきましょう。

③ 葬儀社の事前相談を利用する

多くの葬儀社では「事前相談」を受け付けており、具体的なプランを立てることができます。場合によっては「生前契約」をしておくことも可能です。

④ 遺言書に記載する

遺言書に葬儀の希望を記載することもできます。ただし、遺言書は開封されるタイミングが遅れることがあるため、エンディングノートと併用するのがよいでしょう。

生前に葬儀の希望を決めるポイント

  •  どのような形で送られたいかを明確にする

希望する葬儀のスタイルや規模を決めておくことが重要です。例えば、「静かに家族だけで見送ってほしい」や「音楽を流しながら明るく見送ってほしい」など、具体的なイメージを膨らませてみましょう。

② 費用の準備をする

葬儀の費用はスタイルによって大きく異なります。生前に貯金しておく、生命保険を活用するなどの方法があります。また、葬儀社に事前相談をして見積もりを取るのもおすすめです。

③ 参列者の範囲を決める

「家族のみで行う」「友人や仕事関係者も呼ぶ」など、参列者の範囲を決めておくと、家族が迷わずに済みます。

④ 遺影や音楽などの演出を考える

遺影写真はあらかじめ、ご自身の満足する一枚を選んでおきましょう。また、好きな音楽を流してもらう、スライドショーを作るなど、演出も考えておくとよいでしょう。

終活や相続、墓じまい、海洋散骨のご依頼は当協会まで

元気なうちに、葬儀や相続について、考えておくことは重要です。ただ、現実問題として終活に取り組んでいる方は、実は稀です。多くの方は、「まだ先で大丈夫」と考えているようです。ただ、「いつかやればいい」と先延ばしにすると、あなたの意思が実現できなかったり、思わぬトラブルに発展することもあるのです。そして、終活で重要なのが、お墓と供養の問題です。近ごろは、墓じまいに着手する方も増えています。また、自然や環境、遺族にも優しい海洋散骨を検討する方も増えています。

墓じまいや海洋散骨についての相談は当協会にお気軽にお問合せください。

追伸、、、、

先日、葬儀社のマネージャークラスの友人と話しました。過去に、葬儀の見積もりをした男性が「豪華な葬儀(600万円越え)」を希望しお見積りを残したそうです。しかし、実際に亡くなった後、喪主の息子さんは一番安い葬儀を選択されたそうです。また、お墓のことも同じように、本人は海洋散骨を希望してエンディングノートに残して子供にその意思を伝えていたけど、残された子供は、本人が亡くなった後、先祖のお墓に入れました。という話はよく聞きます。遺言や死後事務委任契約で残すと安心ですね。

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