お墓の歴史を知っていますか?
昔は自然葬だった?
現代のお墓の概念は、昭和の高度成長期が始まりです。当時、全国各地で火葬場が作られ、火葬した遺骨を骨壺に入れ、「カロート」と呼ばれる石のお墓の中にあるスペースに収めるようになりました。この埋葬方法は、昭和30年から40年代に一般的になってきました。それ以前のお墓は、火葬せずに土葬で埋葬されていました。つまり、自然にかえす自然葬が大部分でした。
公営墓地と民営墓地とは?
昭和の時代、これまでお墓だった場所が住宅地になったり道路を拡張してインフラを整えるために移動させられる時に、各自治体がお墓を整備したのです。市営墓地など都道府県や市区町村が運営する「公営墓地」がそれにあたります。「民営墓地」とは民間の企業が管理・運営を行う霊園のことです。こちらも昭和の時代に墓地不足を補う目的がはじまりでした。
世界では自然葬が一般的?
世界人口の6割を占めるキリスト教とイスラム教はいまでも「土葬」が一般的です。世界人口の11%を占めるヒンズー教は海や川に流す「水葬」、その他、「風葬」「鳥葬」など、世界では亡くなったら自然に還る「自然葬」が選ばれています。日本の骨壺+お墓の埋葬は珍しいと言われています。
大分県でも注目され始めた墓じまい+自然葬
いつかは誰かが墓じまいをする?
私たちの生きている時代は、少子高齢化や単身世帯の増加で以前とは社会構造が変化しています。お墓を管理する供養の在り方が見直されているのです。多様化するライフスタイルや価値観に合わせて、お墓を持たない選択=自然葬という新しいけど昔からあった供養が大分県でも注目されています。
墓じまいの費用は?
墓じまいとは、墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することです。しかし、その場所が公営墓地、民営墓地、もしくは「自分の土地」で費用が大きく変わってきます。自分の土地なら、もしかしたら墓石を倒すだけで費用は安く済む(5万円~)かもしれません。しかし、公営墓地や民営墓地の場合は土地を借りているので更地に戻す必要があります。お墓により発生する費用が異なるので、費用はお見積りとなるケースが大部分です。
自然葬の種類
墓じまいは、お墓の中にあるご遺骨を自然に還す必要があります。自然葬には大きく2つの種類があります。大地の土にかえす埋葬と海洋散骨です。大分県でも霊山寺の土に還る自然葬と、一般社団法人まるっと終活大分支援協会が執り行う海洋散骨の2種類の自然葬があります。
大分県では、墓じまい+自然葬
合計10万円~できます
墓じまいの価格
墓石を倒して、お墓の中の骨壺を取り出す作業なら
50,000円(税別)~
現地でお見積りが必要です。
大分県で代行海洋散骨
代行で海洋散骨の場合、
50,000円 (税込)/1霊
大分県でお見送り海洋散骨
ご家族で船を貸し切りお見送り散骨の場合
100,000円 (税込)
ご相談から
自然葬までの流れ
お問い合わせ
24時間・365日対応。いつでもご相談ください。
墓じまいには現地でお見積りが必要です。
お見積り
墓じまいの見積もりをします
現地で確認作業が必要です。立ち合いは不要です。お墓の場所だけでお見積りに伺います。
ご遺骨預かり
ご遺骨を取り出し、墓じまいをします
骨壺の中のご遺骨を確認します。ご遺骨をお預かりし、自然葬=海洋散骨までに粉骨して保管します。
自然葬
ご遺骨を自然に還します
別府湾にて、海洋散骨で自然に還します。散骨後に、スナップ写真と海洋散骨証明書を郵送で送ります。
大分県の海洋散骨で感謝の声を多数いただきました
お客様の声
先祖墓を墓じまい
大分県大分市 女性70代
父が建てた先祖墓を墓じまいしました。私たちは女性だけの家族なので、後継者がいません。お墓の中には90年前の遺骨もありました。自分の土地の中なので、お墓はそのままにして、閉眼供養のあと中にある遺骨を取り出し、海洋散骨をしました。これで憂いはありません。大変助かりました。
自宅にあるお墓を墓じまいしました。
大分県中津市 男性60代
自宅を貸家にすることになり、自宅の敷地内にあるお墓を更地にしてもらいました。墓には父と母の遺骨がありました。2つの骨壺を海洋散骨で自然に還してもらい、私たち夫婦もいずれ海洋散骨をしてあとで両親と一緒の海に眠ることにします。私たち夫婦は生前予約のお見送りプランに申し込みました。引き続きお世話になります。