生前予約とは、あなたが生きている内に、自分の遺骨を埋葬(海洋散骨)する方法をあらかじめ予約しておくシステムです。
このような理由で、注目をされています。
葬送を生前契約(=費用の支払いを済ませておくこと)すると、こうした不安を解消する手段となります。そして、あなたが亡くなり火葬され、収骨された後、あなたの遺骨を私たちが責任をもって大分県の別府湾で海洋散骨を致します。 当協会とあなたで「海洋散骨の生前契約」を交わします。お互いが契約書を1通づつ保管します。 そして、あなたは、その契約書を、あなたの信頼できる誰かに渡して「私が亡くなったら、ここに連絡して!」と伝えておくのです。
身寄りがいないお1人様の場合
自分の葬送を誰にお願いすれば良いのか、誰がどのように執り行ってくれるのかといった不安を抱く方もいるでしょう。ほとんどの方は、病院もしくは施設で最期を迎えます。きっとあなたもそうでしょう。あなたが亡くなった後、あなたのご遺体はすぐに移動されます。そして、別の場所で、法律で定められた通りに24時間安置された後、火葬場へ移動して遺骨となります。この移動と安置は葬儀社の仕事です。
人生の荒波を乗り越えてきたあなたなら、何事も準備が必要だと知っています。そう、死ぬことにも「準備」が必要なんですね。これからやってくる人生最後の一大事。心残りのない準備を始めませんか?
直葬(ちょくそう)とは、火葬だけを執り行い葬ることです。 お経などの宗教儀式は行わず、しめやかに知り合いだけで弔う、もしくは、お1人だけのシンプルな葬送スタイルのことです。直葬のことで不安があれば私たちにご相談ください。お力になります。
お見送りをしてくれる家族がいる人の場合
一般的には四十九日後に当協会がご遺骨をお預かりに伺います。(遠方の場合は、ゆうパックで送ってください)その後、生前に契約された通りに海上散骨を執り行います。しかし、生前予約にはメリットとデメリットがあります。気を付けたいポイントは、、、
生前契約の【メリット】
- 残された家族の負担が軽減(お墓の費用負担・管理更新など)
- 契約書を残すことで「希望通り」海洋散骨される可能性が高くなる(あなたの死後、残された家族が近親者から海洋散骨を反対されるケースを未然に防ぎ、散骨の意志を示すことができる)
生前契約の【デメリット】
- ご家族の同意を得ずに生前契約をすると、あなたの死後、ご家族の反対により生前予約した内容が実施できない場合も考えられます。こちらの方が心配です。あなたの希望が叶いますよう応援致します。
以上のように、海洋散骨(葬送)の生前契約にはメリットとデメリットがあるので、よくよくご検討の上、お申込みください。私たちは、大分県の有志の団体です。困ったことがあれば精一杯ご協力しますので、不安なことはお気軽にご相談ください。