遠方に住む親が亡くなったとき、するべきことを時系列で解説(大分県大分市) - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

遠方に住む親が亡くなったとき、するべきことを時系列で解説(大分県大分市)

遠方に住む親が亡くなった
遠方に住む親が亡くなった

親の訃報は突然訪れることもあります。特に、遠方に住んでいる親が亡くなった場合は、悲しみと同時に「まず何をすればいいのか」と戸惑うことが多いものです。

この記事では、遠方に住む親が亡くなったときにすべきことを、時系列でわかりやすくまとめています。いざというときのために、心構えとしてぜひ参考にしてください。

1. まずは詳細の確認と現地への移動手配

● 訃報の連絡を受けたら

まず、連絡をくれた親族や医療機関に状況を確認しましょう。死亡確認が済んでいるか、遺体はどこに安置されているか、などを確認します。

● 移動手配

次に、自分のスケジュールと交通手段(飛行機、新幹線、レンタカーなど)を考慮して現地への移動を速やかに手配します。特に繁忙期は航空券やホテルが確保しにくい場合があるので、早めの予約が大切です。

2. 現地に到着したら、するべきこと

● 死亡診断書の受け取り

病院や医師から「死亡診断書」または「死体検案書」を受け取ります。これは火葬や役所への手続きに必要不可欠な書類です。

● 葬儀社への連絡

地元の葬儀社に連絡を取り、葬儀の段取りを相談します。宗教者を入れない直葬(火葬式)の場合でも、病院や施設に遺体をお預かりに行くのは葬儀社の仕事となります。そして、火葬まで24時間安置するという決まりなので、安置場所も葬儀社が便利かも知れません。また、故人の希望(宗教、形式、規模など)がわかる場合はその内容を尊重しましょう。

3. 市区町村役場での手続き

親が住んでいた地域の役所で「死亡届」を提出します。通常、死亡から7日以内に提出する必要があります。葬儀社が代行してくれることもありますので、確認してみてください。

同時に、火葬許可証の発行手続きも行います。

4. 葬儀・火葬・納骨

葬儀の日程が決まったら、親戚や関係者に連絡を取ります。遠方の場合、親戚同士の連携も重要になります。

葬儀・火葬が終わった後は、納骨や四十九日法要など、今後のスケジュールによっては、必要に応じて滞在日数を延ばす手配も考慮しましょう。

5. 遺品整理と住まいの対応

遠方の場合、何度も行き来するのが難しいため、親の住まいや遺品整理は効率的に進める必要があります。

✅重要書類の回収(通帳、印鑑、保険証書など)

✅賃貸住宅の場合は退去手続き

✅遺品整理業者の利用も視野に入れておきましょう

6. 各種名義変更・相続手続き

葬儀後もやるべきことは続きます。主なものに、以下の手続きがあります。

✅銀行口座の解約

✅公共料金の停止または名義変更

✅年金や保険の手続き

✅相続の開始(遺言書の有無確認、遺産分割協議)

相続は専門的な知識が必要になる場合も多いので、専門家に相談するのがおすすめです。

7. 心のケアと身近な人への感謝

遠方に住む親の死は、物理的・精神的な負担が大きくなりがちです。焦らず、少しずつでも整理を進めていきましょう。

手助けしてくれた親族やご近所の方には、後日お礼の連絡や品を送ることで、故人への感謝の気持ちを共有できます。

親の死は人生で避けて通れない出来事ですが、遠方で起こった場合は、より冷静な判断と計画性が求められます。事前に必要な手続きや流れを知っておくことで、少しでも心の余裕が持てるようになるはずです。

終活や相続、墓じまい、海洋散骨のご依頼は当協会まで

高齢の親が遠方で暮らす場合、心配は尽きないでしょう。そんな際は、「死後事務委任契約」を結んでおくのもひとつです。

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