【お客様のご紹介:東京在住の60代男性〜津久見市のご実家を手放すという決断〜… - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

【お客様のご紹介:東京在住の60代男性〜津久見市のご実家を手放すという決断〜…

大分県津久見市の墓じまい海洋散骨
大分県津久見市の墓じまい海洋散骨

今回ご依頼くださったのは、東京都にお住まいの60代の男性です。
男性は大分県津久見市のご出身で、3人兄弟の長男。兄弟たちはみんな、今はそれぞれ県外で暮らしていらっしゃいます。
そんな中、先日、津久見市のご実家で一人暮らしをしていたお母さまがご逝去されました。

「とうとう津久見には誰もいなくなってしまった」と語る男性の言葉には、寂しさと同時に、大きな責任を背負う不安もにじんでいました。

ご実家を手放すにあたって、避けて通れなかったのが「実家じまい」「仏壇じまい」「墓じまい」。
何から手をつけてよいか分からず、途方に暮れていたところ、当協会へご相談くださいました。

お墓の中には、お父さま・お母さま、そして祖父の、3つのご遺骨が納められていました。
お寺さまに事前にお願いして、仏壇とお墓の魂抜き(閉眼供養)をしていただいた後、当協会が津久見市のお墓まで伺い、3つの骨つぼをお預かりしました。
その際、ご実家の仏壇と位牌も一緒にお預かりし、仏壇じまいも合わせて承りました。

今回、3つのご遺骨は「代行での海洋散骨」にて、自然へとお還ししました。

実は、海洋散骨を選ばれる理由のひとつに、「改葬許可申請書が不要であること」があります。
通常、お墓からご遺骨を移す場合には、お墓の所在地の市区町村役場へ“改葬許可申請書”を提出する必要がありますが、海洋散骨の場合はこの手続きが必要ありません。
とくに県外にお住まいの方にとって、こうした手続きの負担を減らせることは、大きな安心材料となります。

「心の整理がついたわけではないけれど、こうして気持ちを込めて自然に還せたことに、ホッとしています」と語ってくださった男性の表情が、とても印象的でした。

これからも津久見市をはじめ、大分市、臼杵市、佐伯市、豊後大野市など、大分県内の各地からの「墓じまい」「仏壇じまい」「海洋散骨」のご相談に、ひとつひとつ丁寧に寄り添ってまいります。

タイトルとURLをコピーしました