きっかけは佐伯市内の葬儀社からの紹介でした。
東京に住む70代の女性は佐伯市出身でした。地元の佐伯市で結婚し嫁ぎ先のお墓を管理するようになりました。その後、ご主人が亡くなり、東京に住む息子夫婦と同居するため東京へ。
依頼されたのは、佐伯市内にある嫁ぎ先の墓じまいでした。
僧侶が閉眼供養をした後、お墓を開けてみると、、、10個の骨つぼがありました。
10個の骨つぼの内、土葬された遺骨が5つありました。
おそらく昭和の時代に先祖墓を建てる際、当時の施主が知っている限りの埋葬された親族のお墓を掘り起こして遺骨を骨つぼに整理してお墓に入れたのでしょう。
土葬された遺骨はそのままでは粉骨ができません。生骨は砕くことができないので、土葬の遺骨を水道水で洗って、その後、ガスバーナーで焼骨してから粉骨します。
今回の墓じまいは、依頼主も想像以上の骨つぼ数だったそうです。
お墓を開けてみるまで、実際に骨壺がいくつ入っているのか分からないものです。骨つぼに遺骨を入れるようになったのは昭和の時代からなので、世代が変わると会ったことの無い人の遺骨を整理しないといけなくなります。いつか誰かが行う墓じまい。次の世代が続かいないことが見えている家は、はやめに墓じまいをするといいかも知れません。
墓じまいのご相談は無料です。まずは、どれくらいの費用がかかるかお問合せください。