京都に住む女性からの依頼でした。大分のお寺にあるお墓じまいをして、中の遺骨を「お見送り海洋散骨」をしたいという相談からスタートしました。
施主は海洋散骨の日に家族で大分へ来るので、それまでの一切をまるっとお任せして頂きました。お寺に行ってお墓じまいのお見積りを出した後に正式に受注し、お寺にあるのでそのお寺の住職が閉眼供養(魂抜き)をして、お墓の中にある遺骨を取り出しました。お墓の解体撤去した後、更地になったお写真を施主へ送り、残すは海洋散骨の日程を決めるだけ。
遺骨を乾燥後、粉骨して、海洋散骨の日を迎えました。当日は、前日に大分入りした施主のご家族と船着き場で待ち合わせ。施主のご家族は小さなお子さまを含めて4名様でした。よくよくお話を聞いてみると、昨夜は別府の旅館に泊まり温泉と美味しい食事を堪能したそうです。海洋散骨もクルージングと同じように楽しんでいました。先祖の供養も旅行を兼ねて家族で楽しむ方法もあります。
年忌法要など、船でクルージングを兼ねて楽しみ、温泉に入って美味しい郷土料理を食べて観光をする。そんな法要もあっていいですね。