様々な事情で「墓じまい」をする方からの相談が増えて来ました。
昔は土葬に木の墓標で全てが自然に返っていたので、墓じまいをする必要が無かったのですが、昭和の時代から骨つぼに遺骨を納め石墓の中に保管するようになってから、家族の遺骨を誰かが整理しないといけない時代へと移り変わりました。お墓の中にある骨壺をどこかに移したり、自然に還すことを「遺骨整理」と言います。これから未来永劫ずっと続く「家」はありません。いつか誰かが「墓じまい」をしなければいけません。
今回の依頼は、戸次の地域墓地に建てられたお墓のお見積りでした。施主は現在、四国に在住で、大分へは戻る予定はないそうです。こちらの墓石を解体撤去して、お墓の中にある遺骨4柱は海洋散骨で自然に還すという選択を選びました。
私たちは、①僧侶によるお墓の閉眼供養 ②遺骨の取出し ③墓石の解体撤去、更地へ ④遺骨の海洋散骨(遺骨整理) ①~④まで一貫してお受けしています。
大分県内は無料で現地までお見積りに伺います。遺骨整理は海洋散骨が選ばれています。だって、昔はみんな自然葬だったんだから。