墓じまい→粉骨→手元供養/キリスト教のお墓(大分県大分市70代女性) - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

墓じまい→粉骨→手元供養/キリスト教のお墓(大分県大分市70代女性)

墓じまい手元供養
墓じまい手元供養

高齢の女性からの依頼でした。平成の時代に、父が建立したキリスト教のお墓には依頼者の両親が眠っています。依頼者には子供がいないので、自分の代でお墓じまいをしたいという希望でした。お墓の中の遺骨は、キリスト教式の「魂抜き」をしたあとに取出しました。

遺骨の行き先(遺骨整理)は海洋散骨。納骨堂や樹木葬を選ばなかった理由は、もう後が続かないのが分かっているので「カタチ」を残さない選択=お墓をを持たない選択をしたかったそうです。しかしながら、手元から両親のカタチが全て無くなるのはなんだか心が寂しいので、小さな骨つぼ(ミニ骨つぼ)に分骨して、自宅で「手元供養」をしたいといいます。

骨つぼの中の遺骨を乾燥して粉末にします。その粉末状になった遺骨のほんの一部を、お父さんとお母さんそれぞれのミニ骨つぼへ入れます。残りの遺骨はすべて海洋散骨で自然に還すのです。

依頼者が節目となる日までご自宅で供養されるそうです。そして、いつの日か、節目がついたらその遺骨を散骨するのでまたお持ちください。

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