未婚や離婚、死別など、さまざまな状況で、おひとり様で暮らすシニアの方が大分県にも増えています。誰にも気兼ねせず、自由にシニア期を楽しみ、イキイキと過ごしている方が多くいらっしゃいます。ただ皆さん、自分が亡くなった後のことは少し心配な様子。「葬儀や供養、遺品整理などを、頼める人が近くにいないのだけれど、どうしたらいいのでしょう?」というご相談も増えています。そのような方には、死後事務委任契約をおすすめしています。この記事では、おひとり様シニアに死後事務委任契約をおすすめする理由をご紹介していきます。
【目次】
看取り後の手続きがスムーズになる
死後事務委任契約は、あなたの死後の事務を第三者(受任者)に委任しておく契約です。あなたが亡くなった後、受任者は契約に基づき、死亡の通知や遺体の引き取り、葬儀の手配や医療費の清算などを行います。また、部屋の明け渡しや遺品整理について委任しておくこともできます。子どもがいない方や、親族が遠方に住んでいて交流がないといった方は、死後事務委任契約を結んでおくことで、安心して旅立つことができるでしょう。
葬儀や供養についての希望を尊重できる
死後事務委任契約は、あなたのお葬式や供養の方法に関する希望を実現する手段としても有効です。葬儀の規模や様式、最近注目されている海洋散骨など、希望がある場合は死後事務委員契約を結んでおくと良いですね。
ペットの里親探しにも対応
自分が旅立った後、大切な家族であるペットのことが心配…という方も多いでしょう。「自分にもしものことがあったら、この子はどうなってしまうんだろう」と、不安を抱えている方もいらっしゃいます。
そこで、死後事務委任契約の内容に、ペットの里親探しを含めることもできます。
「まだまだ先の話」と思われるもしれませんが、元気なうちに死後のことを決めておけば、未来の不安も軽減されます。
まとめ
おひとり様シニアの皆さんにとって、死後事務委任契約は大切な人たち(ペットたち)の未来を守る有効な手段です。あなた自身と、周りの人たちの不安や負担を軽減し、最期まであなたらしい生活を楽しむために、ぜひ検討してみてください。
このブログでは、おひとり様シニアの皆さんが、死後事務委任契約を結ぶメリットについてお伝えしてきました。
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