家族と話し合っておきたい「墓じまい」「実家じまい」
お盆の帰省が近づいてきましたね。この夏、大分に帰省する予定はありますか。お盆や夏休みの時期には、家族が集まる機会が増え、大切な話題について話し合うチャンスでもあります。今回のブログでは、「墓じまい」と「実家じまい」について家族で話し合うときのポイントについてお伝えしたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
【目次】
「墓じまい」について話し合う
先祖代々のお墓を撤去し、新たな方法で先祖を供養する「墓じまい」。この概念は近年広がっており、多くの人が「墓じまい」に着手しています。ただ、年配の方などは「とんでもない」!と拒否反応を示すことも。お墓参りの負担を軽減し、維持・管理費用を減らす効果があることなど、墓じまいのメリットをきちんと説明することも大切です。
Point1:意見の衝突も想定しておく
家族の間で、先祖代々のお墓を守りたいという思いと、墓じまいを希望する思いが、衝突することがあります。お互いの意見を尊重しながら、きちんと話し合うことが大切です。
Point2:新たな供養の形を提案する
墓じまいをした後、お骨はどうなるのか、お参りはどうするのか、など不安に思う方もいるでしょう。墓じまいを進める場合、故人への感謝や供養の方法を新しく考える必要があります。「海洋散骨という方法もあるよ」「樹木葬というのもいいね」など提案できるよう、供養の形について考えておくといいでしょう。
「実家じまい」について話し合う
親や祖父母が住んでいた実家を手放す「実家じまい」。住み慣れた環境を離れたり、思い入れのある実家を手放すことに、心の葛藤を覚える方もいるでしょう。「実家じまい」の先にある、新たな可能性について、話し合ってみるのも良いですね。
Point1:複雑な思いに、理解を示す
高齢化が進む現代では、実家を維持することが難しい場合もあります。そのような中でも、親が実家を手放したくないという場合は、その理由をよく理解しましょう。実家を手放すことに、言葉にはできない不安を抱えている場合もありますから、ポジティブな未来像を語り合うことも大切です。
Point2:スケジュールを立ててみる
実家じまいは、法的な手続きが必要になったり、片づけなどの費用が高額になる場合もあります。具体的な計画や予算も考え、家族にも説明できるように準備しておくと良いですね。実家じまいのスケジュールや予算について、当協会でもご相談を承っています。
まとめ
お盆の帰省時には、過去の思い出を共有するだけでなく、家族全体で未来に向けた話し合いを行う貴重な機会でもあります。このブログでは、家族と話し合っておきたい「墓じまい」「実家じまい」についてお伝えしてきました。
このようなテーマについて、積極的に話し合い、家族の絆を深めていきましょう。皆さんにとって、素晴らしいお盆の帰省となりますように!
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