大分県内では、昔から先祖代々のお墓を守り続けてきたご家庭が多く見られます。ところが、最近は子ども世代が県外に住み、地元に戻る予定もないという家庭が増えており、「自分たちの代でお墓の管理が終わってしまうのでは」「子どもにお墓の管理を押し付けたくない」といった声が多く聞かれるようになりました。
この記事では、大分でのお墓じまいのお悩みと、その解決策をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
年齢とともに、お墓の存在が負担に感じられる
高齢になるにつれ、山間部にある墓地へ足を運ぶのが難しくなったり、草刈りや清掃といった維持管理の負担が重くのしかかったりします。また、「お墓をどうするか」を話題にしづらいと感じるご家庭も多く、気づけばそのまま手が付けられない状態が続いてしまうこともあります。
さらに、大分では地域コミュニティが強く残っている地域もあり、「墓じまいをしたら周囲にどう思われるか」「先祖をないがしろにしたように見られないか」といった人間関係上のプレッシャーも悩みのタネになりがちです。
お墓について、家族できちんと話し合う
こうした不安を抱える方にとって、まず大切なのは「家族で方針を話し合うこと」です。お墓を維持するのか、墓じまいをするのか、後継ぎがいるかどうか、そして将来的に子どもがどう関わるかを冷静に整理するところから始めましょう。
後継ぎがいない場合は、墓じまいをして「永代供養」や「納骨堂」「樹木葬」「海洋散骨」などに切り替えるという選択肢もあります。注意しないといけないのは、「納骨堂」や「樹木葬」も多くの場合、いつか誰かが「納骨堂じまい」「樹木葬じまい」をすることになります。最近では、大分県内の霊園や寺院でも選べる供養方法が増えており、実際に現地を見学してから決めることも可能です。
墓じまいは、新たな始まり
墓じまいは「終わり」ではなく「新しい供養の形への移行」ととらえることが大切です。将来的に子どもたちに無理な負担をかけないように、前向きに準備を進めることは、むしろ家族思いの行動といえます。感情的な部分も大きいテーマだからこそ、元気なうちに、そして納得のいく形での決断が求められます。
終活や相続、墓じまい、海洋散骨のご依頼は当協会まで
当協会は、墓じまいや海洋散骨に関する豊富な実績があるため、それぞれのお悩みやご希望について、的確なアドバイスができます。
そのほか、終活についてお悩みがあれば、当協会にお気軽にお問合せください。ご本人やご家族の気持ちに寄り添った終活の形をご提案します。
