
先日、大分県佐伯市からお越しくださったMさんは、30代の主婦の方でした。小さなお子さんを育てながら、おばあちゃんの晩年を支え、最期まで寄り添って看取ったそうです。とても謙虚で、優しい雰囲気の女性でした。
おばあちゃんには息子さんが何人かいらっしゃるそうですが、その中の長男とは長年あまり関係がよくなかったそうです。そんな中、Mさんは「おばあちゃんが孤独を感じないように」と心を込めて接し、介護も看取りもすべてMさんが一人で担われました。
おばあちゃんは生前、「自然に還りたい」とよく話していたそうです。その願いを叶えるため、Mさんは海洋散骨を選ばれました。そして、「1人でもいいから、祖母を自分の手でお見送りしたい」と、乗船散骨を希望されました。
当日は、少し緊張された様子もありましたが、穏やかな海に向かって手を合わせる姿から、おばあちゃんへの深い愛情と感謝の気持ちがしっかり伝わってきました。スタッフ一同、その場に立ち会えたことを心からありがたく思っています。
今回、佐伯市から足を運んでいただき、大切なおばあちゃんのお見送りを私たちに任せてくださったこと、本当にありがとうございました。
ご家族のかたちや関係性はそれぞれですが、たった一人でも心を込めてお見送りされる姿は、本当に尊いと感じました。おばあちゃんは素敵な孫娘がさぞかし誇りだったでしょう。おばあちゃん、いってらっしゃい。