大分県初開催”DeathCafe(デスカフェ)”レポ!自分の最期をラフに語ろ… - 大分で海洋散骨 一般社団法人まるっと終活大分支援協会

大分県初開催”DeathCafe(デスカフェ)”レポ!自分の最期をラフに語ろ…

「死」について語る!?そんな不謹慎な(怒)!!…と思う人もいるでしょう。死は”不幸ごと”と言ったりしますしね。

さて、ここで質問です。

あなたは自分の死をこれまでどれくらい想像し、考えたことがありますか?

「死んだ後のこと」にフォーカスして、身内や友人といった”誰か”が亡くなった後に慌てふためき、亡くなったご本人の思いや希望は二の次になる…そんなトラブルやいざこざを、大人であれば一度は耳にしたこともあるでしょう。

死は自分ごと。この世に生まれた生命は、確実に死に向かってカウントダウンしています。いずれ自分も必ず最期を迎えます。その時を自分らしく、穏やかに「良い人生だった」と迎える心構えをしておきたくはありませんか?

〇デスカフェってなに?

実は、世界70カ国以上ですでに始まっている「ライトに死を語る場」=デスカフェ。

デスカフェの発祥は1999年、スイスの社会学者Bernard Crettazが、自分の妻を亡くしたことから死を語る場を設けることを思いついたことだと言われています。イギリスの社会起業家 Jon Underwoodが後にdeathcafe.comを開設。ここから世界に広まり、現在では年間1万回を超えるデスカフェが世界で開催されているのです。

〇タブーはなし!実は語りたい・知りたい”死”のこと

デスカフェの開催にあたって、ルールは大きく3つ。

・お茶(カフェというだけに)を飲みながらラフに「死」を自由に語ること

・自分の考えを押し付けない、人を説き伏せたり非難しないこと

・「参加したい」と思った人がデスカフェに参加すること

かしこまらずラフな気持ちで、参加者がお互いを尊重しながら前向きな思いで参加する。これがルールであり大事なポイントなのです。

「あんなこと聞いちゃ、自分が変だと思われるかも…」そんな遠慮や体裁つくろいはNGです。タブーは一切ありません。

聞きにくそうなことだけど知りたい、教えて。聞いてほしい、みんなの思いを聞きたい!

これを参加した人同士で話せるのが、デスカフェの良いところ、ですからね。

〇満員御礼!大分県初開催のデスカフェレポ

2022年1月25日(土)。大分県で海洋散骨の事業をしている「一般社団法人まるっと終活大分支援協会」が主催した大分県内初のデスカフェ。いざ、スタート。

・参加者は年代、お仕事、境遇もまったく違う人ばかり

大分県で開催されたデスカフェの様子。参加者がカードゲームをしてたのしんでいます。
大分デスカフェ

今回デスカフェに参加したのは8人。相続や介護の仕事に携わっている司法書士の人や、実際に身内を介護している人、大切な方を亡くされた経験のある人などなど…

これまでの時間の過ごし方や考え方も、まるで違うような雰囲気が伝わってきます。

すでに1人1人がいろんな思いをお持ちのようです。

・「もしばなカード」を使って

初回イベントで、先陣切ってトークを軽快に…とはなかなかスムーズに行かないことにも配慮。介護のお仕事をなさっている桐島照美さんが「もしばなカード」で、それぞれの価値観や最期に向けた思いをファシリテートします。

もしばなカードについてはこちら

・カードをきっかけに未来のシーンを想像

引いたカードを見ながら、感じたことや考えを思いめぐらせます。誰かの「もしもの時」に遭遇したことはあっても、それを自分ごととして考えるのは、もしかしたらそうそうない経験だったのではないでしょうか。

ですがここはデスカフェ。考えの縛りも制限もタブーもありません。

1人1人が思うように、カードを見ながら自分の気持ちを口に出して良いのです!

・「参加して良かった」「周りの人に勧めたい」との声多数

初のデスカフェに参加した方のアンケートでは、

「自分の考えが整理でき、知ることができた」「本人の意思の確認をカードで出来てすばらしい」「ダイアリーに遺言のページがあり、死、終りを考えること、終りの大切さを感じることが多い最近、他の方の話をもっと聞きたい」「今日は、有意義な時間をありがとうございました」「自分の死の話を子供達とした事があり、また改めてしたいと思います」「参加してよかった 心から思います。デスカフェの事を話しましたら是非参加したいとのことでした(ご主人が在宅訪問診療をなさっている方)」(回答文のまま)

と、前向きに、そして”死=自分の人生の最期”を具体的に考えられる時間になったようです!

大分で初めてのデスカフェは、盛況のうちに終了しました!

デスカフェは自分が”死”に向き合う時間

世界には宗教や思想、歴史背景など、人の死についてさまざまな考えや思いがあります。同じ日本に住んでいる人同士でも、年代や家族構成、人との関わりによって死に対する意識は違うでしょう。

デスカフェは、参加者の思いや死生観を聞きながら、自分が「死」について思うことや疑問、不安を自分自身で受け入れ、見つめ直すことができる場です。

死を語ることは、今の一瞬を慈しむ・残り時間をステキに過ごすためのエッセンスなのかもしれません。

時代が変われば考え方も変わる。死後思考から死前思考にシフトし、あなたが今を大切に生きるための未来想像タイム、それが”デスカフェ”です。

デスカフェ@大分市は

毎月定期開催されています。

お問合せはこちら↓

0120-468-374

一般社団法人まるっと終活大分支援協会まで

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